USE CASE

メールのリンクを開く前に、本当の行き先を確認する

請求、配送、アカウント確認などのメールにあるリンクを開く前に、表示されている文字と実際の行き先を見比べる。Chrome拡張「Safe Mail Link Check」を使ったときの流れです。

Safe Mail Link Check は、リンクが安全か危険かを判定するものではありません。クリックの一回目を止めて、実際のURLと形式上の気になる点を表示します。最後に開くかどうかを決めるのは、自分です。

メールのリンクは、見えている文字と行き先が同じとは限らない

メールには「アカウントを確認する」「配送状況を見る」「請求内容を確認する」といったリンクがよくあります。

見えている文字が知っている会社名やURLでも、クリックしたときの実際の行き先は別のURLに設定できます。

たとえば、こういうことがあります。

リンクの表示 https://bank.example/
実際の行き先 https://login.example.net/signin

リンクを開いたあとではなく、開く前に一度行き先を見るための確認です。

URLを目で確認しようとしても、分かりにくいことがある

リンクにマウスを合わせて確認する方法もありますが、長いURLや見慣れない形式では判断しにくくなります。

たとえば、次のような点です。

  • 表示されている文字と実際の行き先が違う
  • 短縮URLになっている
  • ドメインではなくIPアドレスが使われている
  • http:// のリンクになっている
  • Punycodeなど、見慣れない表記が含まれている

これらがあるから危険、ないから安全、という意味ではありません。見るべきところを、クリックしたときにまとめて表示します。

Safe Mail Link Check を使う場合の手順

  1. 1

    Webメールでリンクをクリックします。Gmail・Outlook on the web・Yahoo!メールに対応していて、設定から任意のWebメールサイトを追加することもできます。

  2. 2

    最初の画面遷移が一度だけ止まります。リンク先のページは、まだ開きません。

  3. 3

    確認画面で、「リンクの表示」「リンク先」「URL」を見比べます。該当するときは、表示と行き先の不一致や短縮URL、IPアドレスといった点もあわせて示されます。

  4. 4

    内容を見て、「やめる」か「今回は許可」を選びます。「やめる」を選べば、そのまま閉じます。「今回は許可」を選んでも、リンクは自動では開きません。

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    開いてよいと判断したら、自分でもう一度クリックします。二回目のクリックで、通常どおりリンクが開きます。

確認画面に並ぶのは、この3行です。

リンクの表示 https://bank.example/
リンク先 login.example.net
URL https://login.example.net/signin

表示されている文字列と実際のリンク先が異なります

一回目で確認する クリックした瞬間にページを開かず、実際の行き先を先に表示します。
行き先を並べて見る リンクの表示、ドメイン、完全なURLを一つの画面で確認できます。
最後は自分で開く 「今回は許可」を押しただけでは移動しません。もう一度クリックすることで初めて開きます。

対応していないページでは何も読み取らず、何もしません。読み取るのはクリックしたリンクのURLと表示テキストだけで、外部へ問い合わせることはありません。

具体的な利用例

「アカウントを確認してください」というメールが届いた

知っているサービスの名前が書かれていても、リンク先がそのサービスのドメインとは限りません。開く前に、表示されている文字と実際の行き先を見比べます。

配送や請求のお知らせが届いた

急いで確認したくなるメールほど、そのままリンクを押してしまいがちです。一度行き先を表示してから、そのページを本当に開くかを決めます。

短縮URLが使われている

短縮URLは、文字だけを見ても最終的な行き先が分かりません。短縮URLであることを、確認材料の一つとして表示します。

見慣れないURLが出てきた

IPアドレス、HTTP、Punycodeなど、普段あまり見ない形式が使われている場合、その点を確認画面で知らせます。それだけで危険と判定するのではなく、開くかどうかを考える材料として使います。

Safe Mail Link Check でできること

  • メールのリンクの一回目のクリックを止める
  • 表示されている文字と実際の行き先を並べる
  • 完全なURLを表示する
  • 表示と行き先の不一致など、形式上の気になる点を知らせる
  • Gmail・Outlook on the web・Yahoo!メールで使う
  • 任意のWebメールサイトを追加する
  • URLの確認処理をブラウザ内で完結する

Safe Mail Link Check では行わないこと

  • リンクが安全か危険かを判定すること
  • フィッシングサイトを完全に検出すること
  • 外部の評判データベースへ問い合わせること
  • リンクを永久にブロックすること
  • 「今回は許可」を押しただけで自動的にページを開くこと
  • クリック履歴や閲覧履歴を記録すること

目的は「メールのリンクを開かないようにする」ことではありません。クリックしてから考えるのではなく、開く前に行き先を見る。そのための、一回分の確認です。