USE CASE
Webフォームを送る前に、個人情報や機密情報が残っていないか確認する
問い合わせフォームや申込フォーム、社内ツールへ文章を送る前に、メールアドレスや電話番号、案件名などが意図せず残っていないか確認する。Chrome拡張「Safe Privacy Gate」を使ったときの流れです。
この拡張は、情報漏えいを防ぐ仕組みではありません。見つけたことを知らせて、その回の送信をいったん止めるだけです。文章を書き換えることも、送ってよいかを判断することもしません。最後に決めるのは利用者です。
どんな作業で困るのか
フォームへ入力するとき、氏名やメールアドレスの専用欄は意識して確認できます。見落としやすいのは、自由記述欄です。
過去のメールやチャットをコピーして貼り付けると、必要な文章と一緒に、別の人のメールアドレス、電話番号、顧客番号、案件名などまで入り込むことがあります。
文章が長くなるほど、送信前に最初から読み直すのも難しくなります。
送信ボタンを押すと、そのまま送られる
通常のWebフォームでは、送信前に内容をもう一度確認する仕組みがあるとは限りません。確認するかどうかも、確認する範囲も、送る側にゆだねられています。
- 貼り付けた文章を、送信のたびに最初から読み直す
- 読み直しても、自分で入力していない情報ほど目に留まらない
特にコピー&ペーストした文章では、「自分で入力していない情報」が混ざっていることに気づきにくくなります。Safe Privacy Gate は、この最後の瞬間に確認を入れます。
Safe Privacy Gate を使う場合の手順
- 1
いつも通りフォームへ文章を入力します。
- 2
「送信」を押します。
- 3
検出対象がなければ、そのまま送信されます。
- 4
メールアドレスや電話番号などが見つかった場合は、送信をいったん止めて確認します。
- 5
内容を直すか、そのまま送るかを自分で決めます。
文章そのものを Safe Privacy Gate が勝手に変更することはありません。
送信の直前に見ているのは、次のような形式です。
素の Enter は改行として扱い、止めません(Enter で送信するAIチャットでは、Enter も送信として確認します)。添付ファイルは名前だけを見て、中身は読みません。
具体的な利用例
問い合わせフォームへ過去のメールを貼る
状況を説明するためにメール本文を引用したら、送信者のメールアドレスまで残っていた。
社内ツールへ顧客対応を転記する
必要なやり取りだけ共有するつもりが、顧客の電話番号や番号情報まで含まれていた。
添付ファイルの名前を確認する
ファイルの中身は確認したものの、ファイル名に顧客名や案件名が残っていた。
組織固有の言葉も確認する
社員番号、案件コード、社外秘のプロジェクト名などをカスタムルールとして登録して確認する。
Safe Privacy Gate でできること
- 送信の直前に入力内容を確認する
- メールアドレス、電話番号、APIキーなどの形式を検出する
- 独自の語句や形式をルールとして追加する
- 添付ファイルの「ファイル名」を確認する
- チェックをブラウザ内で完結する
Safe Privacy Gate では行わないこと
- 情報漏えいを完全に防ぐこと
- 入力した文章を自動で書き換えること
- 送信可否を自動で判断すること
- 組織のDLPや承認手続きを置き換えること
大きな仕組みで送信を禁止するのではなく、送る直前に一度だけ気づく機会を増やすための道具です。