USE CASE

複数のWebページから文章を集めて、まとめてコピーする

調べ物の途中で見つけた文章を、ページをまたいで一か所にためておき、順番と改行を整えてから一度にコピーする。Chrome拡張「Copy & Prep」を使ったときの手順です。

どんな作業で困るのか

一つのテーマについて調べていると、開いているタブは5枚にも6枚にもなります。良さそうな段落を見つけるたびに選択してコピーし、メモ帳やドキュメントへ切り替えて貼り付け、また元のタブへ戻る。

これを何度か繰り返したあと、手元に残るのは順番のばらばらな文章の塊です。どの段落がどのページのものだったかも、たいてい思い出せません。

従来の操作では、何が繰り返しになるのか

文章を1件運ぶだけで、次の操作が必要になります。

  • 文章を選択してコピーする
  • 貼り付け先のタブへ切り替える
  • 末尾までスクロールして貼り付ける
  • 元のタブへ戻り、読んでいた位置を探し直す

そして最後に、貼り付け先で順番を入れ替え、Webからコピーしたときに入り込んだ改行を1行ずつ直す作業が残ります。出典を書き添えたい場合は、URLを取りにもう一度ページを開き直すことになります。

Copy & Prep を使う場合の手順

  1. 1

    ページで文章を選び、右クリックメニューから「Copy & Prep に追加」を選びます。ツールバーのバッジに、集まった件数が出ます。

  2. 2

    別のページでも同じ操作を続けます。離れたページからでも、同じページの複数箇所からでも、順番に足していけます。

  3. 3

    設定タブを開いて、集めた文章を確認します。「上へ」「下へ」で並べ替えられ、要らない項目はその場で削除できます。

  4. 4

    「文章を整える」を押すと、変換前と変換後が並んで表示されます。適用を押すまで本文は変わりません。

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    「まとめてコピー」で、表示している順に連結して一度でコピーします。出力はプレーンテキストと Markdown から選べます。

WebページA 文章を選んで追加
WebページB 文章を選んで追加
WebページC 文章を選んで追加
集めた文章のリスト タブを行き来しても、1つのリストに残ります。
並べ替え・編集・改行の整理 設定タブで行います。整形は変換前後を見てから適用します。
まとめてコピー プレーンテキストまたは Markdown で、一度に書き出します。

集めた文章はブラウザを閉じても残ります。コピーしても項目は自動では消えません。削除は常にあなたの操作によります。

具体的な利用例

3本読んで、1本にまとめる

同じテーマの記事を読み比べ、それぞれの結論だけを集めます。読み終わってから並べ替えれば、比較用のメモになります。

報告や議事録の材料を集める

引用したい箇所を読みながら足していきます。書きはじめる時点で材料がそろっているので、エディタへ移す手順が省けます。

Issueやドキュメントへ転記する

転記先が Markdown を受け付けるなら、出力形式を切り替えるだけです。箇条書きや表の構造は保たれます。

Copy & Prep でできること

  • 複数のページから、右クリックで選んだ文章だけを追加する
  • 集めた文章を一覧で確認し、「上へ」「下へ」で並べ替える
  • 項目ごとに編集し、編集したものを元の選択文へ1段階で戻す
  • 段落内の折り返しだけを結合し、行末の余分な空白を取り除く(適用前にプレビュー)
  • プレーンテキストまたは Markdown で、まとめてコピーする
  • ページ名・URL・追加日を、必要なときだけ出力に含める(初期状態はオフ)
  • 保存は chrome.storage.local のみ。外部への通信はありません

Copy & Prep では行わないこと

  • ページ本文を自動で読み取ること。Content Script を注入せず、Host Permissions も要求しません
  • 要約・言い換え・校正。整えるのは空白と改行だけです
  • AI機能の搭載、およびAIサービスへの自動送信
  • クリップボード履歴の記録
  • 他の端末への同期。chrome.storage.sync は使いません
  • APA・MLA などの学術引用形式の生成